第1回 日中私立大学学長シンポジウム
2017年8月25日、第1回日中私立大学学長シンポジウムは、東京の私学会館にて、開催されました。中国の10の私立大学と、日本の20の私立大学が学長が一堂に会し、進行するグローバル教育、国際化の中で、私立大学は如何に対応していくべきかついて討論を行いました。
第1回のシンポジウムは、両国の私立大学間の理解を深め、学長の相互訪問や専門分野での協力、教職員間交流、留学生派遣などの面において合意を図るために、開催することに至りました。
午前の基調報告では、日本側から東京都専修学校各種学校協会会長、ハリウッド大学院大学理事長の山中祥弘氏が、日本の専門技術者の養成法やねらいについて講演をいただきました。中国側からは上海市私立教育協会専門家委員会副主任、上海建橋学院創立学長兼副理事長の黄清雲氏が、中国及び上海の私立大学の現状と現在の日本との教育交流について詳しく紹介し、日中両国の交流の強化と協力の推進を訴えました。
午後の学長交流会では、日中両国からの10校の学長がシンポジウムの主旨に沿って、それぞれの大学の国際交流活動を紹介するとともに、さらに協力を進める意向を強く示しました。最後に帝京大学と上海工商外国語職業学院の協定締結式が行われ、両国大学間の交流と協力に実質的な進展を遂げることとなりました。